高級クラブとは？北新地や銀座にしかないの？

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夜の仕事をする際、「客層が良さそう」といったイメージから、高級クラブを選択肢に入れる方も多いはずです。

しかし、高級クラブには「お客様のプライバシーを守る」といった考え方があるため、ネット上にはあまり情報がなく、高級クラブについてわからないことも多いはず。

そこでこの記事では「高級クラブについて」解説していきます。

お仕事探しの参考にしてくださいね！

高級クラブはママ以外の役職はある？

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高級クラブは、3つ役割があります。

1.ママ

ママには「オーナーママ」と「雇われママ」が存在します。

いずれのママもお店の顔役としてお店を切り盛りする存在です。

2.売上

お客様の「係」や「口座」を担当するホステスで売上のホステスと呼ばれます。

お客様がお店で「満足」できるようにテーブルを管理する役割です。

3.ヘルプ

ママや売上のホステスが担当しているお客様と同伴をして、実際に、席についてお客様を楽しませる役割です。

ママはイメージできるけど、「売上」と「ヘルプ」てイメージしずらいですよね。

これにはキャバクラと高級クラブの考え方の違いに理由があります。

高級クラブは口座制？永久指名制？

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キャバクラと高級クラブの違いはいくつかあって、キャバクラは指名制ですが、高級クラブは係（口座）制です。

キャバクラは、飛込みや、案内所を通してお店に入ることができますが、高級クラブは、ママ、ホステス、黒服など、「そのお店に知り合いがいる」か「既存で通っているお客様の紹介」がない限りお店に入ることはできません。

この「誰を通じてお店に来たか？」の「誰」がそのお客様の係（口座）になります。

既存で通っているお客様の紹介で来店した場合は、既存のお客様の係（口座）が担当になります。

そして、この「係（口座）」を担当するのが売上のホステスです。

「係（口座）」は、担当している、黒服、ホステス、ママが辞めない限り変わることはありません。

高級クラブが「永久指名制」と言われる所以はここからきてるんですね。

しかし、「係（口座）」は、上記を見て頂いて分かる通り、「指名」とは若干概念が違うんです。

高級クラブは永久指名制ではない？

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キャバクラで「指名」をされたキャストは、自分自身でお客様を楽しませることが求められます。

しかし、高級クラブの「係（口座）」は、お客様を満足させるためにテーブルを管理することが求められます。

高級クラブは、係（口座）となる売上のホステスが、自分で接客をしてお客様を楽しませることもありますが、基本的にお客様を楽しませるのはヘルプの役割です。

高級クラブに来店されるお客様のニーズは、「接待で来ている方」「係（口座）の付き合いで来ている方」「ホステスを口説きに来ている方」など様々。

その様々なニーズに合わせてテーブルの空気を読み、時には付け回しに指示を出したり、お会計の際は伝票のチェックをしたりと、お客様がお店に来店してから帰るまでの全責任を負うのが「係（口座）」を持つ売上のホステスの役割です。

お客様が「あの子気に入ったからここの席につけて」という指名とは概念が全く違いますよね。

以下の記事では、高級クラブで有名な「銀座の高級クラブ」について詳しく解説してるので、気になる方は、この記事と合わせて読んでみてください。

高級クラブの時給は？

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高級クラブの多い、銀座、北新地、祇園、中洲の時給を見てみましょう。

銀座　：日給30,000円～50,000円

六本木：日給20,000円～40,000円

北新地：時給4,500円～10,000円

祇園　：時給4,000円～12,000円

中洲　：時給3,000円～10,000円

銀座、六本木はほとんどの高級クラブが日給制です。

北新地、祇園、中洲は、時給制のお店も、日給制のお店もちらほらあります。

キャバクラの場合、ポイントや女子給率によって時給がスライドしますが、高級クラブは、ほとんどの場合「売上」によってスライドします。

この「売上」の考え方に大きな落とし穴があって、自分の売上になるのは「自分の「係（口座）」だけ」なんです。

ヘルプのホステスの仕事は「お客様に営業して同伴をすること」です。

しかし、自分で呼んだ新規のお客様である場合を除いて、ヘルプのホステスが同伴をするのは、ママや売上のホステスのお客様です。

つまり、同伴をしても売上はヘルプではなく、係（口座）のホステスの売上になります。

こう考えるとヘルプのホステスってどうやって売上作るの？という疑問が湧きますよね。

1.お店係（口座）のお客様を自分で管理できるようになって自分係（口座）に変えてもらう。

2.他のお店へ移る。

3.お店に来たことのない新規のお客様を連れていく。

4.係（口座）のホステスがお店をやめた後に、そのお客様を自分で管理できるようになる。

などです。

とても大変そうに見えますが、ここには高級クラブであることのメリットがあります。

キャバクラと比較して「客層が違えば客単価も違う」ため、当然、売上の上がり方も全く違います。

そのため、売上のお姉さんが辞めたことで「日給が大きく上がった」という話はよくある話です。

そういった意味で、高級クラブは「長い目で見て稼げる業種」といっても良いのかもしれません。

高級クラブの料金は？

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セット料、延長料、指名料（ホステスチャージ）、サービス料、税金、この辺まではキャバクラと同様です。

これに加えて、銀座や一部の北新地の高級クラブでは、オールチャージ、ボーイチャージ、テーブルチャージが発生します。

また、高級クラブでは、キャバクラのように飲み放題のボトルがないため、キープボトルを入れる必要があります。

そうすると銀座あたりでは1人80,000円～120,000円くらいになるわけなんですね。

以下の記事では「高級クラブのボトルメニュー」についてより詳しく解説してるので、気になる方はこの記事と合わせて読んでみてください。

関連記事：高級クラブのボトルメニューの値段と決め方について解説

高級クラブの客層は？

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「高級クラブは客層が良い」というイメージを持つ方は多いと思いますが、それには二つの理由があります。

1.紹介制

最近では、名刺の提示をすれば入れる高級クラブも増えてきましたが、歴史のある高級クラブなんかは完全に紹介制です。

名刺の提示が必須、既存のお客様からの紹介、いずれもお客様の身元が明らかになりますよね。

その時点で、お客様は下手な遊び方ができなくなります。

また、ハイクラスなお客様の知り合いは、ほとんどの場合、ハイクラスです。

ハイクラスなお客様がさらにハイクラスなお客様を呼んでくれるため、全体として客層が安定するんですね。

2.料金がリーズナブルではない

上記で、少し料金について触れましたが、高級クラブの料金は安くありません。

一定以上の所得のある方でないと通うことは不可能です。

そのため「お金持ちが集まる」のではなく「お金持ちしか行けない」のが高級クラブなんですね。

お客様の年齢層は30代～80代と幅広いですが、高級クラブのお客様に共通して言えるのは「遊び方を知っている方が多い」ということです。

そのため、飲み方もとてもスマートで、テーブルが荒れたりするようなことは一切ありません。

なので接客のしやすいお客様が多いのが高級クラブの特徴といえます。

高級クラブは未経験でも大丈夫？

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未経験でも問題ありません。

むしろ「未経験歓迎」としている高級クラブはかなり多いです。

遊び慣れたお客様が多いため、プロっぽいホステスよりも、未経験のホステスを好むお客様も多いです。

また、高級クラブは、キャバクラよりもお客様の年齢の幅が広いため、黒服さんの年齢層も高めになっており、ベテランが多く、未経験からでもしっかりと教育してくれるお店が多いんですね。

当然、ママや売上のホステスもいますから、ある意味、キャバクラよりも未経験に対する教育環境は、整っているのではないでしょうか。

また、上記でも触れましたが、お客様も遊び慣れた方が多いため、席で「一気させられる」なんてこともなく、接客の変なストレスもないため、未経験でも始めやすいのが高級クラブといえます。

以下の記事では、高級クラブが「未経験者におススメの理由」をより詳しく解説してるので気になる方はこの記事と合わせて読んでみてください。

関連記事：高級クラブは未経験者におススメ！その理由を解説

高級クラブの採用基準は？40代でも大丈夫？

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「高級クラブ」はどこのお店も採用基準は高いです。

経験があって「どれくらいお客様を呼べるか？」という以外は、ルックスが重視されます。

逆に、売上の見込みがある場合でも、売上に加えてルックスも重視されます。

高級クラブの場合、この「求められるルックスレベル」が高いです。

しかし、例えば、学歴がすごい、会話がとても面白い、英語が話せる、スタイルがとても良いなど、何か「一芸」があると好まれることが多いです。

また、お客様の年齢が高いからか、「高級クラブは40代でも大丈夫ですか？」とよく聞かれるのですが、40代の場合、ルックスとそれなりの売上がないと難しいです。

つまり40代で未経験の方は、ほとんどの場合、不採用とされるでしょう。

以下の記事では、「高級クラブの面接」について詳しく解説してるので、気になる方は合わせて読んでみてください。

関連記事：高級クラブの面接担当者に聞いた「面接時の評価ポイント」

高級クラブはどんなキャスト（ホステス）が多い？

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「アナウンサー」のような系統の女性が好まれます。

最近では、派手な雰囲気のホステスも増えてきましたが、金髪など極端に髪色が派手な方、ネイルが派手な方なんかは完全にNGです。

これは上記でも触れた客層を考えてもらえると分かると思いますが、落ち着いた雰囲気のお客様はギャルを好みません。

こういったお客様の趣味趣向はホステスの服装にも表れており、「ミニドレス、ミニワンピースは下品に見えるから」という理由でをNGとしているお店も少なくないです。

ようは派手な中にも「清潔感」や「品」さえあればOKということになりますよね。

高級クラブについてわかりましたか？

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高級クラブは、指名制ではなく係（口座）制で、客層が安定しているため、未経験の方にもおススメです。

『ラウンジタピオカ』には、全国の高級クラブを掲載しているので、チェックしてみてくださいね！

関連記事：銀座のクラブで有名なママ26名！

関連記事：銀座のホステスとは？仕事内容や月収について解説します！

この記事を書いている人

岩坂慎也（いわさかしんや）

長年、夜の業界にいる経験を活かして、女性の間違いのない夜のお仕事探しのお手伝いをしています！

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