ラウンジの副業は会社にバレる?原因とバレないための徹底対策を解説
ラウンジの副業は会社にバレる?原因とバレないための徹底対策を解説
昼間はOLとして働いている女性がラウンジでの副業を考える際、「会社にバレないか?」という点はとても大きな不安です。
実際、ラウンジでの副業が会社にばれるケースは少なからず存在しますが、バレる原因を理解し、対策をすることで、バレるリスクを減らすことができます。
この記事では、「副業がバレる主な原因」「会社にバレないでラウンジで働くための具体的な方法」さらには「万が一バレてしまった場合の対処法」について詳しく解説していきます。
お仕事探しの参考にしてください。
以下の記事では、ラウンジについて網羅的に解説しているので、この記事と合わせて読んでみてください。
関連記事:ラウンジとは?キャバクラや他のお店との違いやラウンジの仕事内容も解説
ラウンジでの副業が会社にバレてしまう5つの原因
ラウンジで副業として働く際、いくつかのきっかけで会社にばれる可能性があります。
ここでは、特に注意すべき5つの原因について解説します。
原因1:住民税の金額が変わり昼職の経理担当者に気づかれる
副業が会社にばれる最も一般的な原因の一つが、住民税の金額の変化です。
住民税は前年度の所得に基づいて計算されますが、
副業をしているラウンジが「給与」「報酬」のどちらであなたに支払っているかによって住民税の納付の選択肢が変わります。
「給与」として支払っている場合、原則、副業分の住民税も合算して本業の給与から天引きされる「特別徴収」となります。
ようは、ラウンジでの副業によって収入が増えることで、本業の会社が「給与額に対して住民税の金額が多いな」「何か副業をしているのでは?」と副業がばれる可能性があります。
一方「報酬」として支払っている場合、確定申告の際に住民税の納付方法を「普通徴収」を選択することで本業の天引き額に混ざらなくなります。
「給与」として支払っている場合でも「普通徴収」を選択できないの?と思う方もいると思いますが、「給与所得者の個人住民税は原則として特別徴収の方法により徴収しなければなりません。したがって、従業員の希望により普通徴収を選択することはできません。」としている自治体が多く「給与」の場合は原則「普通徴収」は選択できません。
ちなみに上記の文言は東京都の主税局のホームページに記載されています。
ラウンジは、時給に加えてインセンティブも多いため、少し頑張るだけで平気で昼職の月給を上回ってしまいます。
ほとんどのラウンジが「報酬」として支払っていますが、住民税によるばれるリスクを避けるためには、「給与」か「報酬」かを事前に確認するのが間違いないでしょう。
万が一、本業の会社にバレたにしても、バレるのは副業をしていることであって、「ラウンジで働いていること」までばれることはありません。
原因2:会社の同僚や知り合いがお店に来てしまう
会社の同僚や知り合いが、あなたが働いているラウンジに来店してしまうことも、副業がばれる大きな原因となります。
特に、会社や自宅の近くのラウンジを選んでしまうと、遭遇するリスクがかなり高くなります。
来店時に「あれ?何してるの?」なんてバッタリ会ってしまうと、言い訳が難しく、ラウンジで副業をしていることが明らかになってしまいます。
また、たとえその場では「秘密にしてくれる」と言ってくれたにしても、後で社内で噂が広まってしまう可能性はゼロではありません。
ラウンジを選ぶ際には、会社や自宅から十分に離れたエリアを選ぶことが、こうしたリスクを避ける上でとても重要です。
実際、地方に行けば行くほど繁華街が限られているため、知り合いが来店する確率が高く、それを懸念してあえて遠方で働く女性も少なくないです。
原因3:SNSの写真や内容から身元が特定される
SNSへの投稿も、副業がばれるリスクを高める理由の一つです。
ラウンジで仲の良いホステスとの写真やハイブランドを購入したことなどをSNSに投稿すると、それがきっかけで会社の同僚や知り合いにばれる可能性があります。
特に、本名でSNSを利用している場合や、非公開にしてない場合は、注意が必要です。
SNSは多くの人が見ているため、一度情報が拡散されてしまうと、回収することはかなり難しくなります。
また、自分のアカウントで投稿をしなくとも、お店のアカウントや他のホステスのアカウントでばれることもあります。
原因4:同僚や友達に話したことが噂で広まってしまう
会社の信頼している同僚や友達にラウンジでの副業について話してしまうことも、ばれる原因になります。
特に、親しい関係であっても、嫉妬心や悪意など、何かのきっかけで情報が広がってしまうこともあり得ます。
一度噂が広がると、昼職での評価や人間関係に悪影響を及ぼす可能性もあるため、副業に関する情報は誰にも話さないことが最も安全な対策と言えるでしょう。
原因5:服装や持ち物が急に派手になり怪しまれる
ラウンジでの副業による収入の増加で、服装や持ち物が急に派手になったり華やかになることも、会社にばれるきっかけになります。
昼職の収入に見合わない高級ブランド品を身につけたり、派手な服装やメイクに変わったりすると、周囲の同僚から「何か副業をしているのではないか」と怪しまれる可能性が高いです。
また、未経験者が夜職を始めることで、それまでは素人っぽかったのにある時期から垢ぬけてきます。
こうした見た目の変化は、「〇〇さん最近きれいになったね」など、周りの目につきやすく、そこから噂が広がることで副業がばれることにつながりかねません。
会社にバレずにラウンジで副業を続けるための8つの対策
ラウンジでの副業が会社にバレないようにするためには、事前の対策が重要です。ここでは、8つの対策をご紹介します。
対策1:確定申告で住民税を自分で納付する(普通徴収)
会社にバレないための最も重要な対策の一つが、ラウンジが給与ではなく「報酬」としている場合に、住民税の納付方法を「普通徴収」にすることです。
副業で年間20万円を超える所得がある場合、確定申告が必要になります。
この際、確定申告書の住民税に関する事項で「自分で納付(普通徴収)」を選択することで、副業分の住民税の納付書が自宅に直接送付され、会社に通知が行くことを防げます。
これにより、会社が住民税の金額の変動に気づき、副業がバレるリスクを抑えられます。
確定申告の手続きに不安がある場合は、税理士に相談するのも一つの方法です。
また、副業の所得が年間20万円以下で確定申告は不要でも住民税の申告は必要なので忘れないようにしましょう。
対策2:そもそも「報酬」として支払ってくれるお店で働く
「給与」ではなく「報酬」として支払ってくれるお店でしか働かないというのも一つの対策です。
「報酬」で支払ってくれるお店で働くことで住民税の納付方法を「普通徴収」にできるためリスクをかなり抑えられます。
ちなみに給与か報酬かの差はわかりやすくいうと、「給与=雇用されて働いている」「報酬=業務委託として働いている」ということです。
対策3:会社の場所や自宅から離れたエリアのお店を選ぶ
副業しているラウンジの場所選びは、会社にバレないためにとても重要です。
会社や自宅の近くのお店で働いていると、同僚や知り合いと偶然会ってしまうリスクが高まります。
例えば、職場の近くの繁華街やビジネス街にあるお店は避けるべきです。
電車で2駅以上、徒歩30分以上離れた場所など、生活圏から離れたエリアのラウンジを選ぶことで、偶然会うことを避けることができます。
対策4:副業していることは親しい人にも口外しない
副業をしていることは、親しい友達や同僚であっても、誰にも話さないことが鉄則です。
話した内容が、意図せず噂となって広まってしまう可能性は十分にあります。
特に、女性同士の人間関係においては、些細なことがきっかけで他の人に話をされてしまうケースも少なくありません。
自分の身を守るためにも、副業に関する内容は、あまり他人に話さないようにしましょう。
対策5:紹介制などプライバシーに配慮したお店で働く
紹介制など限られたお客様しか来店しないラウンジを選ぶこともバレないための重要な対策です。
一見の不特定多数のお客様が入れるラウンジもありますが、係制(口座制)でママ、ホステス、黒服さん、既存で通っているお客様の知り合いしか入れないようなお店も多く存在します。
このようなお店を選ぶことで、顔バレや身バレのリスクを最小限に抑えることができます。
また、最近ではインスタなどSNSを運用しているラウンジも多いため、事前に「昼職の都合で顔出しはできません」と伝えておくと良いでしょう。
実際、顔出しNGとしているホステスは結構多いです。
対策6:ラウンジ用とプライベート用でSNSアカウントを分ける
SNSの運用は、バレないために細心の注意が必要です。
ラウンジでの活動をSNSに投稿したい場合でも、プライベートのアカウントとは別に、ラウンジ専用のアカウントを作成し、徹底して使い分けるようにしましょう。
プライベート用のアカウントでは、ラウンジ関連の投稿や匂わせ行為は一切行わず、仕事用アカウントでも、本名や個人が特定できる情報は載せないことが重要です。
また、ラウンジの他のホステスやお客様とプライベートのアカウントで繋がらないようにするなど、徹底した情報管理を心がけましょう。
とはいえ、そもそもラウンジ専用のアカウントを作らないことが最も安全です。
対策7:体験入店だけであればバレるリスクは低い
ラウンジでの体験入店だけであれば、会社にバレるリスクは低いと言えます。
数回の体験入店であれば、住民税の金額に大きな影響を与えることは考えにくく、お店側も金額が大きくないため体験入店に至っては「報酬」として支払うケースが少なくないです。
対策8:在籍ではなく派遣であればバレるリスクは低い
ラウンジの在籍ではなく派遣であれば、会社にバレるリスクは軽減されます。
派遣は派遣会社に登録さえ済ませれば、派遣依頼があったどのお店でも勤務ができます。
そのため日によって働くお店の地域を変えることもできます。
また、体験入店と同様にお店側も金額が大きくないため派遣については「報酬」として支払うケースが少なくないです。
副業がバレたらどうなる?まずは会社の就業規則を確認しよう
万が一、ラウンジでの副業が会社にばれると、どのようなことになるかは会社の就業規則によって異なります。
まず、昼職の会社の就業規則を必ず確認しましょう。
副業が禁止されている会社の場合、就業規則違反として懲戒処分を受ける可能性があります。
懲戒処分には、戒告、減給、出勤停止、降格、諭旨解雇、懲戒解雇などがあり、最も重い場合は解雇となることもあります。
しかし、副業禁止規定があっても、必ずしも解雇されるわけではありません。
副業によって本業に支障が出た場合や、会社の信用を失った場合に、より重い処分が科せられる傾向があります。
副業が許可されている会社であれば問題ありませんが、そうでなければ、まずはリスクを把握することが重要です。
万が一ラウンジでの副業が会社にバレた場合の対処法
ラウンジでの副業が会社にばれてしまった場合でも、適切な対処をすることで、最悪の事態を避けることができる可能性があります。
正直に事情を説明して謝罪し、すぐに副業を辞める
もし会社に副業がばれてしまったら、まずは正直に事情を説明し、謝罪することが大切です。
変に隠そうとしたり、嘘をついたりすると、かえって事態を悪化させてしまいます。
副業によって昼職に支障が出たわけではないことや、会社に迷惑をかけるつもりはなかったことを伝え、すぐに副業を辞めると伝えましょう。
会社によっては、副業禁止規定があっても、昼職に影響がなければ厳重注意で済むケースもあります。
副業が可能な会社への転職も視野に入れる
会社に副業がバレてしまい、就業規則によって副業が認められない、または厳しい処分が下される可能性がある場合、副業が可能な会社への転職を考えることも一つの選択肢です。
近年、働き方改革により、副業を認める企業は増えてきています。
もしラウンジでの副業を続けたいと考えるのであれば、副業を認めている会社への転職を検討してみるのも良いでしょう。
とはいえ、転職活動はバレるリスクを考えながら慎重に進める必要があります。
ラウンジを副業ではなく本業にしてしまう
副業として働いていたが、気が付いたら昼職を退職して本業になってしまったというホステスは少なくないです。
収入に加えて、昼職よりもラウンジに仕事のやりがいを感じる人も少なくないようです。
ラウンジの副業でバレるか心配な人のよくある質問
ラウンジの副業を考えている方からよく聞かれる「バレるか心配」という質問に回答します。
Q1. 年間所得20万円以下なら確定申告はしなくても大丈夫?
副業による所得が年間20万円以下の場合、所得税の確定申告は不要ですが、住民税の申告は必要です。
所得税と住民税は異なる税金であり、所得税の確定申告が不要な場合でも、住民税の申告は行う必要があります。
副業で得た収入がある場合、金額の多寡にかかわらず、住民税の申告を行うことで、会社にバレるリスクを軽減することができます。
住民税の申告を怠ると、税務署に情報が把握されている場合、無申告がばれる可能性があり、後から追徴課税の対象となることもあるため注意が必要です。
Q2. 家族や恋人に内緒で働くことはできますか?
家族や恋人に内緒でラウンジの副業をすることは不可能ではありませんが、工夫が必要です。
ラウンジ用のSNSアカウントを分ける、ヘアメイクのないお店を選ぶ、高価な買い物を控える、早上がりができるお店を選ぶ、泥酔しないためにも飲み席がすくないお店を選ぶなど、生活や言動の変化に気を配ることが重要です。
SNSでの投稿や、副業に関する会話を一切しないように徹底することも、バレないためには不可欠です。
Q3. ラウンじとキャバクラではどちらがバレにくいですか?
ラウンジとキャバクラを比較すると、一般的にラウンジの方が副業としてバレにくい傾向があります。その理由は、ラウンジの方がキャバクラよりも、SNSでの露出などの宣伝が少ないからです。
また、ラウンジは客層が限定され、一見のお客様が飛込みでは入れないお店も多いため、知人や同僚とバッタリ出会うリスクも軽減されます。
まとめ
ラウンジでの副業は、会社にばれるリスクがゼロではありませんが、適切な対策をとることでそのリスクを大幅に減らすことができます。
住民税の普通徴収、普通徴収ができない場合のふるさと納税、勤務地の選定、SNSへの投稿の注意など、様々な対策が重要です。
万が一バレてしまった場合でも、誠実に対応し、今後のキャリアプランを考えることで、最悪の事態を避けることができるでしょう。
ラウンジタピオカには、全国の様々なお店を掲載しているため、合わせてチェックしてみてください。
関連記事:ラウンジの服装って?5つのポイントを押さえて印象を上げよう!おすすめブランドもあわせてご紹介!
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