キャバ嬢の月収って一体どれくらい？キャバクラの給料システムについて解説

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「キャバ嬢＝稼げる」というイメージを持つ方も多いはず。

SNSなんかを見ると「時給～万円！」なんて言葉もよく見かけますが、半信半疑の方も多いはず。

そこで、この記事では「キャバ嬢の月収」について解説します。

この記事を読むことで「キャバクラの時給相場、バック、控除」や「給料の仕組み」を理解することができキャバクラで働くべきかどうかが検討できるでしょう。

キャバクラの基本的な給料システム

キャバクラの基本的な給料システムは、「時給+バック-控除」＝「手取りの給料」になります。

時給は、地域、お店、個人のルックスや経験によって大きく変動します。

例えば、六本木の高級キャバクラでは時給10,000円を超えることも珍しくありませんが、地方では3,000円からスタートする場合もあります。

また、時給は入店後に成績に応じて変動する場合が多いです。

次に、バックは時給とは別に、指名や同伴、ドリンク、ボトル、シャンパンなどの成績に応じて発生するインセンティブです。

このバックの種類や還元率はお店によって異なり、人気キャバ嬢になるとバックだけで数十万円から100万円以上稼ぐことも可能です。

例えば、お客様が自分を指名してくれた際の「本指名バック」や、お客様と同伴でお店に出勤する「同伴バック」などが代表的です。

最後に、控除は税金や厚生費、ヘアメイク代、送り代、ペナルティなど、給料から差し引かれる費用を指します。

これらの控除項目や金額もお店によって異なります。それぞれ詳しく解説していきます。

キャバ嬢の平均時給はどれくらい？時給1万って本当に出る？

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「地域」「リーズナブルなお店か高級なお店か」によって変動するため、ラウンジタピオカに掲載している各地域の各店舗の採用時給を見てみましょう。

北海道／すすきの

一般的なニュークラブ／時給3,000円～

高級なニュークラブ／時給7,000円～

宮城／国分町

一般的なキャバクラ／時給3,000円～

高級キャバクラ／時給5,000円～

東京／六本木

一般的なキャバクラ／時給4,000円～

高級キャバクラ／時給8,000円～

東京／銀座

一般的なキャバクラ／時給4,000円～

高級キャバクラ／時給8,000円～

東京／歌舞伎町

一般的なキャバクラ／時給5,000円～

高級キャバクラ／時給8,000円～

大阪／北新地

一般的なキャバクラ／時給5,000円～

高級キャバクラ／時給8,000円～

大阪／ミナミ

一般的なキャバクラ／時給3,000円～

高級キャバクラ／時給8,000円～

京都／祇園

一般的なキャバクラ／時給3,000円～

高級キャバクラ／時給8,000円～

福岡／中洲

一般的なキャバクラ／時給3,000円～

高級キャバクラ／時給8,000円～

ちなみに上記は最低の採用時給で、東京、大阪の高級なキャバクラでは、平気で10,000円以上の時給を提示してくれるようなお店がゴロゴロあります。

なぜ時給に地域差が出るかといったら「客層」です。

ようは、お金持ちのお客様が集まる繁華街は客単価が上がりやすく、その分、高額な時給が出やすいですが、そうでない地方などのお店は客単価が上がりずらく、その分、時給もやや見劣りするということです。

なので、同じ東京でも六本木あたりでは時給10,000円は狙えますが、吉祥寺あたりで時給10,000円狙うのはかなりハードルが高いです。

より高額な時給を狙うのであれば「お金持ちの集まる地域」を狙うべきです。

関連記事：六本木のキャバクラの時給はいくら？全額日払いできるお店はある？

キャバ嬢が時給を上げるには？

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上記はあくまでも「採用時給」であって、頑張りによって時給が上がっていくのはキャバクラで働く醍醐味。

キャバクラの時給は以下のいずれかによって変動することが多いです。

1.女子給率によるスライド

自分のお給料÷売上＝の数字が低ければ低いほど評価が高く時給が上がっていくシステム。

大阪、京都では「分配」と呼ばれており、売上÷自分のお給料＝の数字が高ければ高いほど時給が上がっていくシステムです。

女子給率は50％以下だと優秀。100％以上だと赤字ということになります。

分配だと200％以上だと優秀。50％以下だと赤字ということになります。

ようは自分のお給料の2倍の売上をつくれると優秀だと評価してもらえるということです。

2.ポイントによるスライド

本指名1ポイント、同伴2ポイントなど、成果がポイントとして評価され、ポイント数によって時給が変動するシステムです。

ポイント数のメリットは売上を気にしなくてもいいこと。

1人のお客様に10万円使ってもらうなら、1万円つかって10回来てもらう方がより成績につながります。

3.売上によるスライド

売上に対する時給が決まっていて、文字通り「売上によって変動するシステム」です。

多くのお店は上記の1～3のいずれかのシステムに該当します。

が、入店してから一定期間は「保障期間」というものがあり、保障期間中に「仕事を覚えてお客様を作ってくださいね」という意味合いがあるため、保障期間中は成果がなくとも時給が下げられることはないため未経験の方も安心です。

関連記事：キャバ嬢の時給は未経験だとどれくらい？キャバ嬢の平均時給を解説！＞＞

キャバ嬢のバックとは？シャンパンバック？ドリンクバック？

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一部の高級キャバクラを除いて、ほとんどのキャバクラでは時給と別に「バック」が用意されていて、時給以外でも稼げるようなシステムになっています。

以下はキャバクラの一般的なバックです。

本指名バック

お客様がお店に入ったときに「～ちゃん指名で」と来店時に指名してもらった場合に発生します。

場内指名バック

指名のないお客様に店内で気に入ってもらえて指名してもらった場合に発生します。

同伴バック

お客様と同伴でお店に出勤した場合に発生します。

ドリンクバック

お客様の席でドリンクをいただいた場合に発生します。

ボトルバック

お客様がキープボトルを入れた場合に発生します。

シャンパン・ワインバック

お客様がシャンパンやワインを入れた場合に発生します。

上記のバックは、一律で金額が固定されていたり、売上や金額に応じて変動したりとバックの金額はお店によって様々。

また、上記以外にも、ゴルフ同伴、SNS更新などユニークなバックが設定されているお店も少なくないです。

どこの地域でもバックだけで数十万～100万円近く稼いでいるキャストがいるので、稼いでいくうえでバックの種類と還元率はかなり重要といえますね。

キャバ嬢の控除は？税金以外には？

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キャバクラの給料は、

時給+バック-控除＝手取りの金額

になります。

控除を気にせず給料日に「あれ？少ない」と思う人も意外と少なくないです。

以下はキャバクラの一般的な控除です。

1.税金

総支給額の10％～10.21％が平均的です。

2.厚生費

トイレットペーパーなどのお店を管理するための費用です。出勤ごとに発生するお店があれば、月～円と一律になっているお店もあります。

3.ドレス代

お店でドレスを借りた場合に発生します。が、最近では、無料で貸してくれるお店も増えてきてます。

4.ヘアメイク代

お店でヘアメイクを完備している場合に発生します。逆に、外の美容室でヘアメイクをする場合に、費用を負担してくれるお店も多いです。

5.送り代

帰りに送りを利用して場合に発生します。厚生費に含まれていて送り代無料としているお店も増えてきています。

6.ペナルティ

ノルマ、遅刻、当日欠勤、無断欠勤をした場合に発生します。最近では、ペナルティのないお店も増えてきてます。

7.インボイス

インボイスの登録をしていない場合、2％控除するお店もあります。逆に、インボイスの控除があってもインボイスの登録をしていれば控除はされません。

稼ぐために重要なのは、入ってくるお金を多くして、出ていくお金を減らすことですから、お店選びをする際、控除を確認するのは必須ですね。

控除以外にかかる経費

キャバ嬢として働く上で、給料から差し引かれる控除以外にも、様々な経費が存在します。

まず、お店で着るドレスやワンピースなどの衣装代は欠かせません。

新人のうちはレンタルドレスでも良いですが、入店して一定期間が経てば自分の衣装を用意する必要があります。

さらに、靴やアクセサリーなどの定期的な購入も必要になり、その費用は決して安くありません。

また、魅力を高めるための美容関連費用も重要です。ネイルやまつ毛エクステ、美容院でのヘアカラーやカットなど、常に清潔感があって魅力的な状態を保つためには定期的なメンテナンスが必要になります。

場合によっては、お客様の誕生日プレゼントを用意したりするケースも少なくありません。

これらの費用は月に数万円から十数万円になることもあり、当然、自分の給料から捻出することになります。

これらの控除以外の経費を考えると、実際に手元に残る金額は給料明細の数字よりも少なくなることを理解しておいた方が良いでしょう。

キャバ嬢の実際の月収は？

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収入

時給　：4,000円

バック：200,000円

控除

税金　　　　：10％

厚生費　　　：1,000円/日

送り代　　　：1,000円/回

ヘアメイク代：1,000円/回

上記の場合、

週3日出勤で1日4時間勤務だとすると…

時給4,000円×4時間＝日給16,000円

日給16,000円×月12日出勤＝192,000円

+バック200,000円＝総支給392,000円

税金　　　　：39,200円

厚生費　　　：12,000円

送り代　　　：12,000円

ヘアメイク代：12,000円

＝控除合計75,200円

月の給料の総支給392,000円-75,200円＝手取り316,800円

上記の金額を48時間で割ると時間当たり6,600円。

一般職の時給と比較すると分かると思いますが、結論、「キャバクラは稼げる」ということですね。

ちなみに都内や地方などに関わらずno.1キャバ嬢やトップキャバ嬢で月収数百万円～500万程度稼いでいる人も少なくないです。

キャバ嬢が月収を上げるためのコツ

キャバ嬢が月収を上げるためのコツは「指名を取る」「自分に合ったお店を選ぶ」「出勤日数を増やす」の三つです。

以下、それぞれ解説します。

指名を取る【積極的にお客様に営業をする】

キャバ嬢として月収を上げるための王道が「指名を取ること」です。

指名を取るためにはお客様への営業の連絡は欠かせません。

そもそもお客様へ営業の連絡をするには連絡先交換が必須なので、多少、席が盛り上がってなかったにしても、連絡先交換は必ず行うようにしましょう。

前提として「よほど盛り上がらない限りお客様は自分から連絡先の交換をしないもの」と考えるべきです。

連絡先交換をしたら「お礼の連絡」をしましょう。

お礼の連絡をするタイミングは様々な考え方がありますが当日か翌日かのいずれかです。

ほとんどのキャバ嬢が翌日にお礼の連絡をするため「他のキャバ嬢に紛れてしまわないように当日にお礼をする」キャバ嬢がいれば、「翌日になればお客様は忘れてしまうので思い出してもらうために翌日にお礼をする」キャバ嬢もいます。

より多くの指名を獲得するために重要なのはここから先です。

お客様はお礼の連絡がきたキャバ嬢すべてに返信をするわけには行きません。

そのため返信が来ないことが多いです。重要なのは返信が来なくても連絡をし続けることです。

連絡をし続けることによって、お客様があなたに興味があれば、飲みに行くタイミングで思い出してお店に来てくれるはずです。

ようはお客様に「興味を持たれること」「思い出してもらえること」が営業をするうえで重要といえます。

売れるキャバ嬢ほど返信がなくとも連絡をし続けています。

指名を取る【SNSを活用して自分をアピールする】

SNSは、キャバ嬢が自分を魅力的にアピールし、集客力を高めるために現在では必須のツールといえるのではないでしょうか。

例えば、ドレス姿やヘアメイクを投稿するだけでなく、オフの日の過ごし方や趣味などを紹介することで、お客様に親近感を持ってもらい、来店へのきっかけを作ることができます。

また、SNSを通じてお客様と直接コミュニケーションを取っているキャバ嬢も少なくないです。

DMでのメッセージのやり取りはもちろん、ライブ配信などを使って交流を深めることで、より強固な信頼関係を築き来店へ繋げることができるでしょう。

実際に、SNSを見て来店したというお客様も少なくありません。

自分に合ったお店を選ぶ

自分に合ったお店を選ぶことはキャバ嬢として月収を上げていくうえでとても重要な要素です。

キャバクラには様々な種類があり、大型のお店、コンパクトなお店、高級なお店、大衆的なお店など、お店の広さやコンセプトによって、内装、フリーの数、客層、客単価、キャストの系統、雰囲気などが大きく異なります。

例えば、より高額な時給を狙うのであれば高級店は欠かせませんが、高級店は在籍キャストのレベルが高いため、他のキャストと競って指名をもらう難易度が高いです。

そのため、高級店で働けるルックスレベルなんだけど、あえて大衆店にいって売上上位を目指すのも上手な稼ぎ方の一つです。

そのため目先の時給やバックシステム、控除だけではなく、どのお店であれば自分が活躍できそうか？を見極めてお店選びをすることが月収を上げていくうえで重要といえます。

出勤日数を増やす

キャバ嬢として月収を上げていくうえで最も早いのが出勤日数を増やすことです。

キャバ嬢は時給制なので出勤日数を増やして時間数を増やすだけで月収は上がるため週2よりも週5の方が月収は増えます。

とはいえ、時給×時間数が増えるだけで売上が増えなければお店から「生産性が低い」と思われて出勤調整の対象になってしまう恐れがあるため注意が必要です。

キャバ嬢の月収に関するよくある質問

キャバ嬢の月収や収入に関することでよくある質問をまとめましたので、ぞれぞれ解説します。

Q. 未経験でも稼げますか？

はい、未経験の方でもキャバ嬢として稼ぐことは可能です。

そもそも、今活躍しているキャバ嬢も最初はみんな未経験からスタートしています。

未経験から稼ぐために重要なことは上記でも触れた「自分に合ったお店を選ぶこと」と「黒服さん」です。

キャバクラは入店すると1人のキャストに対して必ず担当の黒服さんがつきます。担当の黒服さんは、担当キャストが仕事を覚えて、スムーズに売上を伸ばせるように、接客や営業方法などを教えてくれたりしながら成績管理をしてくれます。

つまり未経験からキャバ嬢として稼ぐうえでキャストのやる気やポテンシャルに加えて黒服さんの教育レベルも重要です。

実際、未経験者を育てるのが上手なお店とそうでないお店が存在します。

例えば、六本木の有名店である六本木ララァは未経験者を育てることが上手なお店として知られていますが、最近、系列の川口レジェで聞いた話が、未経験で入店して1年で売上3位になったそうです。

川口レジェでは、最高で月収400万円近く稼ぐキャストもいると聞きますから、売上3位といえどもかなり稼いでいるのが想像できますよね。

また、川口は首都圏ではありますが、埼玉県全体でみると決して大きな繁華街ではないため、お店の集客力、自分に合ったお店選びがいかに重要なのかがよくわかりますね。

Q. 高収入を得やすいキャバ嬢の特徴は？

高収入を得やすいキャバ嬢の特徴は「向上心」「負けず嫌い」「マメ」の二つです。

北新地の有名店である北新地エースは、全国的な知名度があるうえに数多くの有名キャストが集まっていることで知られています。

その秘密は北新地エースのプロデュース力に加えて、「有名になりたい」「自分の実力を試したい」「北新地エースでナンバーワンになりたい」と全国から女性が集まってきます。

つまり全国から「向上心があったり」「負けず嫌い」なキャバ嬢が集まっているということです。

そんな北新地エースのトップキャストが高額な年収を得ているのは想像に難くないですね。

逆に、上記の逆は売れないキャバ嬢の特徴ともいえますね。

Q. 確定申告は必要ですか？

キャバ嬢として働いて得た収入は、原則として確定申告が必要です。

確定申告とは、1月1日から12月31日までの1年間の所得を計算し、税務署に申告・納税する手続きのことです。

キャバ嬢は、お店と雇用契約を結んでいる場合を除き、個人事業主とみなされることが多く、給与所得ではなく事業所得として扱われます。

したがって、年間の所得が48万円を超えると確定申告の義務が発生します。

また、年間20万円以上の副業収入がある会社員の方も確定申告が必要です。

確定申告を怠ると、延滞税や無申告加算税といったペナルティが課せられる可能性があります。

例えば、税務調査によって所得隠しが発覚した場合、重加算税が課せられ、本来よりも多額の税金を支払うことになるかもしれません。

確定申告を行うことで、経費計上が可能になり、所得税や住民税の負担を軽減できるメリットもあります。

衣装代やヘアメイク代、交通費、同伴の飲食費など、事業に必要な費用は経費として計上できますので、領収書をしっかりと保管しておくことが大切です。

最近では、インボイス制度の導入により、インボイス登録をしていない場合は、税金が2%控除されるお店もあるため、登録を検討するのも良いでしょう。

確定申告は複雑に感じるかもしれませんが、税理士に相談したり、国税庁のウェブサイトや税務署の窓口で相談したりすることも可能なので正しい知識を持って、適切に確定申告を行いましょう。

キャバクラの給料についてわかりましたか？

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キャバクラの給料についてわかりましたか？

頑張れば頑張るほど時給とバックで稼げるのがキャバクラで働く醍醐味。

OLとして月収100万円を狙うハードルは高いですが、キャバ嬢なら月収100万円狙えますから、そういった意味ではとても夢のある仕事。

ラウンジタピオカには、全国のキャバクラを掲載しているので合わせて見てみてくださいね！

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この記事を書いている人

岩坂慎也（いわさかしんや）

長年、夜の業界にいる経験を活かして、女性の間違いのない夜のお仕事探しのお手伝いをしています！

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