ホステスとは？キャバ嬢との違いやそれぞれの仕事内容や給料の違いを解説

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「ホステス」はクラブで働く女性、「キャバ嬢」はキャバクラで働く女性のことです。

いずれも同じ「夜の仕事」ですが、仕事内容、お給料、客層などが異なるため、仕事をするうえで、それぞれの違いを理解する必要があります。

以下の記事は「銀座のホステス」について詳しくに解説しているので、この記事と合わせて読んでみてください。

関連記事：銀座のホステスとは？仕事内容や月収について解説します！

ホステスとキャバ嬢の違いは？【クラブとキャバクラの違い】

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クラブとキャバクラの違いは大きく分けて「集客方法」と「システム」が違います。

クラブとキャバクラの違い【集客方法の違い】

クラブ

基本的にクラブは会員制です。

会員制といっても「入会の審査があって…」といった感じではなく、お店のママ、黒服さん、ホステスに知り合いがいるか、既存で通っているお客様の紹介がないとお店に入ることができません。

会員制というよりは紹介制といった方がイメージが湧きやすいですね。

キャバクラ

SNS、ネット、案内所、時には飛込みで来るお客様も少なくありません。

最近では、インスタ、TIKTOKなどを見て来店するお客様が多いため、SNSに力を入れているお店も増えてきました。

クラブとキャバクラの違い【システムの違い】

クラブ

クラブはお客様1名に対してホステス複数名で接客をします。

クラブでは「指名」ではなく「担当」という概念になります。

お客様がはじめて来店する際、誰を経由してお店に来たか？の「誰」がお客様の担当になります。

お客様の紹介で来店された場合は、紹介してくれたお客様の担当が、新規で来店されたお客様の担当になります。

この担当を銀座では「係」と呼び、関西では「口座」と呼びます。

クラブは「客層が良い」と言われる理由がよくわかりますよね。

キャバクラ

キャバクラはお客様1名に対してキャバ嬢が1名つきます。

キャバ嬢は自分の指名につなげられるように接客や営業をします。

故に、キャバクラの場合、お客様は気に入ったキャバ嬢を指名することができますし、他に気に入ったキャバ嬢がいれば指名を変えることもできます。

ホステスとキャバ嬢の違いは？【接客の違い】

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上記でも、少し触れましたが、ホステスはお客様1名に対して複数名での接客なのに対して、キャバ嬢はお客様1名に対してキャバ嬢1名です。

キャバ嬢は、とにかくお客様に気に入ってもらえるように接客をすればOK。

ホステスは、他のホステスもいるため、「とにかくお客様に気にってもらえるように」なんて空気を読めない接客をしてしまったら、他のホステスは引いてしまいます。

そういった意味で、他のホステスの会話を聞きつつ、席の空気を読まなくてはいけません。

そういった意味では「協調性」と「空気を読めるかどうか」をホステスは求められます。

一見するとホステスの方が大変そうに見えますが、会話に詰まっても他のホステスが助けてくれたりするのはホステスのメリット。

ホステスとキャバ嬢は「どっちが大変」というよりは「どっちが向いてるか？」ということの方が重要かもしれません。

ホステスとキャバ嬢の違いは？【時給と日給の違い】

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キャバ嬢は時給制ですが、ホステスは日給制が多いです。

銀座、六本木のホステスはほとんどが日給制、北新地の高級クラブは約7割が日給制、仙台、祇園、中洲の高級クラブは一部が日給制です。

日給制のホステスは出勤時間がオープン時間と固定されていることが多い反面、キャバクラのように「早上げが少ない」といったメリットがあります。

また、キャバ嬢はお店のオープン時間が20時でも同伴でない限り出勤できるのは21時～22時です。

これは早い時間帯はあまりお客様が入らないためです。

日給制のホステスを時給換算して、キャバ嬢と比較した場合、どちらが高いかというと「キャバ嬢の方が高い」です。

しかし、時給が高額でも、時間数働ける訳ではないので一部の高額時給のキャバ嬢を除くと「時給×時間数」でいうとそこまで大差はないように思えます。

これを時給+バックと考えるとまた少し変わってきます。

ホステスとキャバ嬢の違いは？【バックの違い】

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キャバ嬢には、本指名、場内指名、同伴、ドリンク、ボトルなど、時給に加えてバックが発生します。

しかし、ホステスには、こうしたバックはほとんどといっていいほどありません。

銀座のホステスは一切バックがありません。

六本木、北新地、祇園、中洲、仙台のホステスは一部バックが設定されています。

これには、お店のシステムが影響していて、上記でも少し触れましたが、キャバクラは指名制ですが、高級クラブは係制（口座制）です。

高級クラブでは、ママ、ホステス、黒服さんに知り合いがいるか、既存で通っているお客様の紹介がない限りお店に入ることはできません。

この誰を通じて来店したかの「誰」がそのお客様の係（口座）になります。

既存のお客様の紹介で来店した場合は、既存のお客様の係（口座）が担当になります。

高級クラブに入ったばかりのお客様を持っていないホステスをヘルプと呼びますが、ヘルプは他の係（口座）のお客様を接客します。

ここがよく勘違いされがちなのですが、他の係（口座）のお客様と同伴でお店に出勤しても成績はお客様を担当している係（口座）につきます。

キャバ嬢の場合、お客様と同伴で出勤すれば自分の成績になってバックがもらえたりしますが、ヘルプのホステスが同伴で出勤しても同伴バックくらいで売上は係（口座）の成績になります。

つまりキャバ嬢の方が「稼ぎやすい」と言えます。

しかし、ホステスの係制（口座制）は、ある意味「永久指名制」です。

そのお店にいればよほどのことがない限り係（口座）が変わることはありません。

一つのお店に長く在籍していればお客様にも覚えてもらえますし、何よりも自分の係（口座）のお客様も増えているでしょうから、長い目で見て稼げるのがホステスといえます。

ホステスとキャバ嬢の違いは？【求められる成績の違い】

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キャバ嬢は「売上、ポイント、指名本数」を求められますが、ホステスは「同伴」を求められます。

実際、ほとんどの高級クラブでは「同伴ノルマ」が発生します。

しかし、高級クラブのお客様は遊び方をわかっている方が多く、同伴に対してキャバクラほど抵抗がある方が少ないため、そういった意味で、同伴のハードルはキャバクラよりも低いと言えます。

ホステスとキャバ嬢の違いは？【客層の違い】

キャバクラは20代～で時には大学生が遊びに来るようなお店もありますが、高級クラブは30代～です。

これには上記で触れた集客方法の違いが大きく影響してますね。

ホステスとキャバ嬢の違いは？【服装の違い】

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ホステスとキャバ嬢いずれも基本的には、ドレス、ワンピース、スーツです。

しかし、ホステスは、お店によっては「黒や紺などの暗い色はNG」など色の規定があったり、「ミニはNG」など丈に対する規定があったりします。

色の規定については、単純に「席が暗く見えてしまうから」といった理由が多く、丈の規定については、「あまりにも短いと下品に見えてしまうから」といった理由が多いです。

そして、キャバ嬢とホステスの服装の違いで大きいのは「着物」です。

しかし、普段から着物を着ているわけではなく、「お店の周年」や「新年」などイベントで着物を指定するお店が多く、年に数回程度しかありません。

ちなみに着物は買うわけではなく、レンタルできるお店があるので着物を着る必要がある場合はお店の方に聞いてみると良いです！

「イベントで着物を着る」のはキャバ嬢でもあることですが、ホステスならではのイベントは「新調日」です。

「新調日」とは今まで着たことのないドレスやワンピースを着ないといけない日で「おしゃれ日」とも呼ばれています。

この「新調日」はほとんどのクラブで毎月行われています。

「今まで着たことのない…」というのはつまり新しく買わないといけないということです。

これは「着古した洋服を着るな」「着るものにお金をかけなさい」というクラブならではの考え方ですよね。

ホステスとキャバ嬢の違いは？【ヘアセットの違い】

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キャバ嬢はヘアセットが強制でないお店も多いですが、ホステスの場合は「ヘアセットが強制」のお店がほとんどです。

また、キャバクラは店内にヘアメイクがいたりしますが、クラブの場合は、ほとんどといっていいほど店内にヘアメイクがいることはありません。

そのため、外の美容室やセットサロンでヘアメイクをする必要があります。

ほとんどのクラブでは提携しているセットサロンがあるため、お店に紹介してもらって提携しているセットサロンに行った方が安くセットしてもらえます。

料金は地域によって様々ですが、1回1,000円～2,000円が相場です。

中にはヘアメイク代を全額負担してくれるお店もあります。

多くのお店は髪型に指定はありませんが、中には「おでこを出さないといけない」「アップにしないといけない」など髪型指定のお店もあります。

なので面接時に確認した方が良いですね。

ホステスとキャバ嬢の違いを理解して自分に合った仕事を選ぼう

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ホステスとキャバ嬢はいずれも夜の仕事ですが、仕事内容、お給料などが全く異なります。

いずれも「合う・合わない」があると思うので、迷った方は実際に体験入店に行ってみるのがおススメです。

ラウンジタピオカには、様々なキャバクラと高級クラブを掲載しているので合わせて見てみてくださいね。

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この記事を書いている人

岩坂慎也（いわさかしんや）

長年、夜の業界にいる経験を活かして、女性の間違いのない夜のお仕事探しのお手伝いをしています！

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